藍小紋染和歌刺繍袱紗

登録番号366
管理番号図録服飾(2016)090
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等伝三沢初子作
年月日江戸時代前期(17世紀)
数量1枚
法量縦23.0 横24.0
備考・解説縮緬地(ちりめんじ)に藍で小花文の小紋染とし、その上に、紫絹糸で和歌を刺繍して袱紗(ふくさ)に作る。裏は紅染の平絹地である。刺繍された和歌は「咲時ハ」(伊達政宗筆・狩野探幽画・江月宗玩賛、登米市懐古館蔵)の一幅にあるものと同じものである。江月は古歌としているが、伊達政宗作ではないかとみられている。ちなみに「咲時ハ」の一幅は初子存命中は仙台藩茶頭の清水家に架蔵(かぞう)されている。この袱紗は付札によると浄眼院すなわち三沢初子の作と伝えている。初子作とすれば、おそらく当時政宗作の和歌として伊達家内では知られていたものなのであろう。刺繍「咲ときは/花の/かすには/あらねとも/散には/もれぬ/山さくらかな」。付札墨書「此袱紗 浄眼院様御細工之御縫ヵ也」。伊達家寄贈文化財。『仙台市博物館収蔵資料図録② 服飾 改訂版』90。

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