白綸子地雪輪に春草文様帯

登録番号352
管理番号目録13(伊文美術工芸)工芸301-1
資料群名伊達家寄贈文化財
作成者等三沢初子所用
年月日江戸時代前期(17世紀)
数量1筋
法量幅13.4 長280.0
指定重要文化財
備考・解説3代藩主伊達綱宗の側室で、4代伊達綱村の生母である三沢初子の所用となる帯が12筋伝わる。これらは『浄眼院(三沢初子)様御小袖入日記』にある「一御帯色々 十弐筋」にあたると考えられ、江戸時代前期の仕立てのままであり、当時好まれた染め・織り・文様だけでなく、寸法の変化も伝える貴重な資料である。白綸子地(しろりんずじ)に径15cm程の雪輪を12個散らす。雪輪は縫締絞(ぬいしめしぼり)で黄色・水浅葱(みずあさぎ)とした中に墨で春草を描絵したもの、紫・紅・藍で匹田紋(ひったしぼり)としたもの、紫で縫締にし梅枝や「鶯(うぐいす)」の字を匹田紋にしたものがある。縫締絞と描絵の組合せは、辻が花の技法の一つとされるが、辻が花がもっていた大らかさは失われ、裂地の素材の相違等とともに変質を余儀なくされている。帯の端は紫の縫締絞で斜めに区切っている。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』152、『仙台市博物館収蔵資料図録② 服飾 改訂版』76。

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