黒漆五枚胴具足

登録番号3499
管理番号図録武器・武具(2006)20
資料群名片倉家資料
作成者等伝片倉重綱所用
年月日江戸時代初期
数量1領
法量胸高36.5 鉢高13.0
備考・解説片倉家に伝来した資料で、伊達政宗に仕えた片倉家の2代重綱(重長ともいう)の所用具足と伝える。元来は横矧桶側胴であったものを五枚胴具足に見えるように仕立て直してある。兜には金箔押を施し、伊達家の合印である八日月とともに、片倉家の合印で尊崇した愛宕権現の札の前立の両方を付けている。ちなみに、『片倉代々記』には重綱の大阪冬、夏の陣の軍装は、黒糸威の具足・兜、朱の半月に金の愛宕の札の前立物を付けるとある。また伊達政宗が、父景綱に軽量の鎧を賜ったという記事も見られるが、この具足にあたるかは不明である。『仙台市博物館収蔵資料図録 武器・武具 改訂版』20。

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