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登録番号349
管理番号目録13(伊文美術工芸)工芸326
資料群名伊達家寄贈文化財
年月日時代不詳
数量1握
法量長44.5
備考・解説イチイとみられる針葉樹製の笏(しゃく)。表面に薄く漆が塗られる。墨書にある中納言山蔭とは、平安時代前期の公卿・藤原山蔭(ふじわらのやまかげ)のことであり、仁和4年(888)2月4日に薨(こう)じたとされる。伊達氏は山蔭を遠祖とし、この伝えは遅くとも室町時代には成立している。笏の実際の制作年は不明であるが、下端に漆を塗らず素地を表すことから、かつては位牌のような形で台に立てられていたと考えられる。墨書にあるように寺院に祀られたものが、いつしか伊達家へもたらされたのであろう。その寺院として、山蔭を本願開基とする総持寺(大阪府茨木市)を有力な候補とできる。同寺開山堂には、正保4年(1647)の銘が記された藤原山蔭の肖像彫刻が安置され、仙台藩伊達家による寄進と伝えられる。墨書「當寺本願中納言山蔭卿 仁和二二年戊申 二月四日」。伊達家寄贈文化財。『仙台市博物館収蔵資料図録② 服飾 改訂版』73。

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