解体新書

登録番号30
資料群名H16購入496
作成者等杉田玄白訳
東武書林発行
年月日安永3年(1774)刊
数量5冊
法量各縦26.3 横18.4
備考・解説ドイツのクルムスが著した解剖書のオランダ語訳本「ターヘル・アナトミア」を杉田玄白・中川順庵・桂川甫周らが翻訳したもの。明和8年(1771)、江戸小塚原で人体の解剖を見学した杉田玄白・前野良沢らは、「ターヘル・アナトミア」の解剖図の正確さに驚き同書を翻訳することを決意、苦心の末に本書を完成させた。図譜は秋田藩士の小田野直武が写した。本書は西洋の自然科学が広く日本に導入される契機となった。その後、大槻玄沢が改訂を行い、「重訂解体新書」を刊行した。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』39。

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