伊達政宗書状

登録番号2284
管理番号No.36
資料群名伊達政宗文書購入番外
作成者等石川州(大和守昭光)・同中書(石川中務義宗)宛
年月日(慶長5年〔1600〕)9月晦日
数量1幅
法量縦33.5 横50.0
備考・解説角田(宮城県角田市)城主石川昭光とその嫡子義宗に宛てた政宗自筆の手紙で、9月15日の関ケ原の戦いで、徳川家康率いる東軍が勝利したという速報を伝えている。東軍に与した政宗は、奥羽で上杉軍と交戦しており、この時政宗は北目城(仙台市太白区)に、石川昭光は上杉氏から奪取した白石城(宮城県白石市)に在陣していた。文面では情報源を徳川家康としているが、詳しい状況は家康の側近である今井宗薫からの手紙によって得ていたようである。追伸部分によると、政宗が家康軍に付けた中間(ちゅうげん)が家康からの飛脚を届けており、奥州にいる政宗は天下の情勢についてすばやく情報を得る手配をしていたことがうかがえる。なお、関ケ原での東軍勝利の知らせを受けた政宗は、10月19日付けで11箇条からなる覚を家康に伝えてもらうべく宗薫に送った。そこには居城築城の伺いが含まれており、政宗は同年12月に仙台城の築城を開始した。『仙台市博物館収蔵資料図録⑨ 伊達政宗文書』53、『仙台市史 伊達政宗文書』1084。

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