伊達政宗書状

登録番号2275
管理番号1
資料群名H13購入469
作成者等浅弾正少弼(浅野長吉)宛
年月日(天正19年〔1591〕)3月21日
数量1幅
法量縦34.3 横52.7
備考・解説在京中の政宗が浅野長吉に送った手紙。江戸近辺にお招きいただけるとのお考えのようだが、自分が下向するまで二本松(福島県二本松市)に逗留してほしいと述べ、さらに箇条書きで京都での生活の様子を伝えている。豊臣秀吉の謹慎である施薬院全宗・富田知信と懇意にしており、また3月15日には宇治にて秀吉からお茶をいただいたこと、宿所の日蓮宗妙覚寺(京都市上京区下清蔵口町)の塔頭(たっちゅう)の竹藪に茶屋を建て、施薬院らに茶を一服献じたことなど、茶の湯を通じた交流の深まりがうかがえる。その様子を秀吉に伝えると、奇特なことだと言って釜や風炉を下され、さらに今朝には山里の茶屋に招かれて御点前にて一服下され、恐れ多く思ったなどとも記している。あまりの厚遇ぶりに大変恐縮していると述べることで、秀吉からの嫌疑が晴れたことを強調しているのだろうか。なお、本資料はもとは折紙で、現在は横切紙2紙を上下に貼り継いでいる。『仙台市博物館収蔵資料図録⑨ 伊達政宗文書』33、『仙台市史 伊達政宗文書』828。

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