伊達政宗書状

登録番号2273
管理番号2
資料群名H7購入336
作成者等猪苗代(盛国)宛
年月日(天正18年〔1590〕)7月21日
数量1幅
法量縦32.9 横48.9
備考・解説猪苗代盛国は蘆名氏の有力一族だったが、天正17年(1589)に蘆名氏を離れて政宗につき、摺上原合戦での伊達氏勝利の糸口を作った人物。しかし、猪苗代氏の帰服によって政宗が手に入れた会津領は豊臣秀吉によって没収されたため、猪苗代氏も本領を失い、伊達領内への移住を余儀なくされた。本文前半では、所領を失い移住した盛国への見舞いと謝罪の念を表している。後半では、奥羽仕置のために会津へ下向する秀吉を迎えるため、23日に米沢(山形県米沢市)を出立することが記されている。実際、政宗は7月23日に米沢を発ち、同月末に宇都宮(栃木県宇都宮市)で秀吉と対面し、秀吉所用の具足(重要文化財「銀伊予札白糸威胴丸具足」仙台市博物館蔵)を与えられている。宇都宮では奥羽に対する処分(各大名の所領の確定、城郭の整理、人質として上方へ妻子を上らせることなど)の概要が発表され、政宗に対しても会津領などの没収が正式に命じられている。『仙台市博物館収蔵資料図録⑨ 伊達政宗文書』28、『仙台市史 伊達政宗文書』3584。

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