シラヲイ元陣屋絵図

登録番号2161
管理番号箱③(A3-596)
資料群名斎藤報恩会寄贈資料
年月日(安政2年〔1855〕)
数量1鋪
法量東西145.6 南北132.5
備考・解説安政2年(1855)に江戸幕府が蝦夷地の大部分を直轄地にすると、仙台藩はシラヲイ(白老)からシレトコ(知床)およびクナシリ島、エトロフ島に至る東蝦夷地の警衛を命じられた。本資料は仙台藩が蝦夷地警衛の拠点としたシラヲイ元陣屋の絵図。幕府からは、はじめユウフツ(勇払)へ元陣屋を置くよう命じられたが、仙台藩はシラヲイへの変更を要請し、安政3年(1856)に許されている。仙台藩では同年から仙台藩士を蝦夷地派遣を開始し、シラヲイには百数十人が常駐した。絵図には、本陣や勘定所・米蔵・兵具蔵などの建物がある円形の内郭と、内郭と長屋や馬場・稽古所、塩竈神社を囲い込んだ外郭および陣屋周囲の樹木、白老川、古沼、堀などの水路などが描かれている。また、内郭・外郭ともに土塁と柵を備え、外郭の南口には円形の馬出しが見えるなど堅牢な縄張りとなっている。シラヲイ元陣屋を描いた絵図は数種類存在しており、なかでも宮城県図書館蔵の「白老元陣屋之図」は構図が類似している。『仙台市博物館収蔵資料図録⑧ 斎藤報恩会寄贈資料』23。

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