奥州仙台城絵図

登録番号2139
管理番号箱A3-61
資料群名斎藤報恩会寄贈資料
年月日(正保2年〔1645〕)
数量1鋪
法量縦269.3 横319.6
指定仙台市指定文化財
備考・解説正保元年(1644)、江戸幕府は全国の主要な大名に国ごとの地図である国絵図と土地台帳である郷帳、道の情報を記した道帳、城絵図の提出を命じた。これはその際に仙台藩が作製した城絵図で、仙台城と城下町を描いた現存する最古の絵図である。本丸北面には正保3年4月26日の地震で崩壊した詰門脇櫓・艮(うしとら)櫓・巽(たつみ)櫓の建物が描かれ、二の丸付近には政宗の長女五郎八姫の居所「西屋敷」が確認できる。城下は町屋敷・侍屋敷・寺屋敷が区画ごとに表記され、城下の範囲を朱線で囲っている。奥州街道の東側の侍屋敷は北四番丁まで成立している。『仙台市博物館収蔵資料図録⑧ 斎藤報恩会寄贈資料』1、『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』52。

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