仙台藩分限帳

登録番号12
資料群名伊達家寄贈文化財
年月日寛文2~10年(1662~1670)
数量11冊
法量各約縦29.5 横20.0
備考・解説仙台藩の家臣名とその禄高を書き上げたもの。知行取の家臣だけでなく、足軽や小人、藩のお抱え職人など扶持米取についても列記されている。また寺社や肝入など、侍身分ではないが、藩から禄を受ける者の名も記載されている点で貴重である。欠冊が多いが寛文10年のものがまとまって伝来する。当該期は仙台藩の御家騒動として著名な寛文事件のさなかにあって、幼少の4代藩主伊達綱基(のちの綱村)の後見人・伊達兵部宗勝による後見人政治が展開していた。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』22。

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