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短剣 カスターネ形(護拳付)

登録番号113
管理番号22
資料群名慶長遣欧使節関係資料
年月日(17世紀初期)
数量1口
法量全長53.2
指定国宝
備考・解説スリランカ特有の「カスターネ」と呼ばれる刀。柄を握る拳を守る護拳(ごけん)が付いている。象牙製の柄には、神話上の動物であるシンハ(獅子)が掘り出されている。柄に近い部分には紋章形の中に「N」の文字が彫られるが、何を意味するのかは未詳。当時の鞘は伝わらず、「南蛮剣」「六十六之内」「八十一之内」と墨書された後世の白鞘が付属している。支倉常長が帰国後、国宝「慶長遣欧使節関係資料」の内の「ローマ教皇パウロ五世像」と、「クリス」と呼ばれるもう1口の短剣とともに藩主伊達政宗に献上したと考えられる。入手地については、帰国途上のフィリピンが第一に考えられる。『仙台市博物館館蔵名品図録 改訂版』69、『仙台市博物館収蔵資料図録 国宝「慶長遣欧使節関係資料」』22、『特別展図録 伊達政宗の夢ー慶長遣欧使節と南蛮文化』179-1。

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