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登録番号105
管理番号14
資料群名慶長遣欧使節関係資料
年月日(17世紀初期)
数量2背
法量木製革張り 前輪高39.8 後輪高35.0 木製 前輪高23.5 後輪高23.5
指定国宝
備考・解説馬具の一種。人が乗る居木(いぎ)という部分を平らな鉄板を渡して作り、前輪(まえわ)と後輪(しずわ)を木芯皮張りとした鞍と、全体が木製の鞍の二種類が伝来している。皮張りの鞍は、前後輪を複数の皮を縫い合わせて覆っている。前輪は上部に円形の突起がついた形式である。この鞍は、足を伸ばして乗るタイプの鞍である。オスマン・トルコ風であるとの指摘もある。破損が著しいが、前後輪の皮には金銅製の飾り鋲が各所に打たれ、鋲の付近には、わずかに金糸・銀糸や焦げ茶色のモール地、鮮やかな若草色の耳糸を持つ焦げ茶色の絹糸片が残っており、当初は華麗な装飾が施されていたことがうかがえる。一方の木製の鞍は欅材かと思われ、一般の和鞍と同じく前輪、後輪と2つの居木で構成されている。4つの部材のすべてを木製とし、紐でそれぞれの部材を繋ぐなど、東洋的な構造である。形状から、チベット風との指摘もあるが、製作地は定かではない。なお、国宝「慶長遣欧使節関係資料」の内、金鍍金のボタン状の金具は、木製鞍の装飾品の可能性が指摘されている。『仙台市博物館収蔵資料図録 国宝「慶長遣欧使節関係資料」』14、『特別展図録 伊達政宗の夢ー慶長遣欧使節と南蛮文化』169・171。

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