メダイ残欠

登録番号104
管理番号13
資料群名慶長遣欧使節関係資料
年月日(17世紀初期)
数量6片
法量最大片:縦5.0 横3.7
指定国宝
備考・解説残欠の1片には「MAIOR」「…XIT」の文字が、また他の1片には「…RE」の文字と男性の顔が、さらに別の残欠には人の手と羊が表されている。これらを復元すると、杖を手にし、羊を抱いた洗礼者聖ヨハネの像となる。文字はラテン語で「NON SVR(R)EXIT MAIOR」すなわち「およそ女から生まれた者のうち、洗礼者ヨハネより偉大なものは現れなかった」(マタイによる福音書11-11)の意味である。このメダイもまた迫害を受けてばらばらに引きちぎられたと思われるが、それでも伝え保存されてきたという、特異な状況である。なお、スペイン側の記録によれば、仙台藩で造船し、支倉常長らが太平洋を航海した黒船には「サン・フアン・バウティスタ」(スペイン語で洗礼者聖ヨハネ)の名が付けられていた。『仙台市博物館収蔵資料図録 国宝「慶長遣欧使節関係資料」』13、『特別展図録 伊達政宗の夢ー慶長遣欧使節と南蛮文化』164。

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