レリカリオ

登録番号103
管理番号12
資料群名慶長遣欧使節関係資料
年月日(17世紀初期)
数量1具
法量長径4.1 短径3.3 厚1.9
指定国宝
備考・解説レリカリオは、殉教者の遺物や聖人の遺品を入れる容器のこと。これは真鍮製楕円形の本体に、両側から竈甲製の窓を嵌め、さらに真鍮製の楕円形の輪金具を嵌めて止める構造である。本体側面の中央部には二重の輪模様をめぐらしている。本体上部には紫色の麻紐が通された鐶金具が付くが、その台座は二重の菊座に作っており、和風に見える。付属の蕾形の垂飾金具は、上部は銀製または銀鍍金製の針金で輪をつくり、金銅製の花形金具二つでオレンジ色のトンボ玉を挟む。その下に固い木の実と思われる本体部分があるが、上下を銀製または銀鍍金製の花形金具で挟んでいる。ガラス板の窓の代わりに竈甲を用いたり、鐶座を菊座にするなど、東洋的な作りが目立ち、生産地については今後さらに検討が必要である。『仙台市博物館収蔵資料図録 国宝「慶長遣欧使節関係資料」』12、『特別展図録 伊達政宗の夢ー慶長遣欧使節と南蛮文化』166。

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