千歯

分類郷土資料館資料
郷土資料館平岸郷土史料館
郷土資料館分類産業
分類番号31-17
受入番号19
資料解説稲や麦の脱穀用として明治から大正時代に使用されたものである。歯の前部の横木に踏み板をかけ、その上に乗って実った稲たばを少しずつひっかけて引っ張り籾(もみ)を取ったものである。
歯の前部は、竹製と鉄製があるが、ほとんどは鉄製であった。また地域により呼び名はさまざまで、かなこぎ、千こき、こまばし等がある。昭和に入り、足踏みや動力脱穀機の普及によりほとんど使用されなくなったが良質の籾をとるのに今でも使用している農家がある。
写真説明縦71.5cm、横58.5cm、高さ58.0cm
使用目的稲や麦の脱穀(穂から取り去る)

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