竹行李

名称よみたけこうり
分類郷土資料館資料
郷土資料館手稲記念館
郷土資料館分類開拓の歴史
分類番号121-6
受入番号28
資料解説行李には、竹で作った(竹行李)ものと、柳の枝で作った(柳行李)ものとがある。竹行李はスズタケやモウソウタケが多く使われ、柳行李に比べて体裁は悪いが、値段が安く、丈夫なことから使う人が多かった。
大・中・小三つの行李を組に作られ、売られていた。つまり、一番大きい親行李の中に、中行李が入り、中行李の中に小行李が入る親子セットに作られたのである。大行李は約(72cm×42cm×27cm)であるが、主に衣類・身の回り品を収納し、旅行に使われていた。弁当こうり、長ごうり、ずたこうり、文庫かごなど用途によって作られることも多かった。
この竹行李は、開拓者が書類収納に使われていたものである。竹材は仙台産である。
写真説明たて38cm、よこ18cm、高さ11cm 小型のものである。
使用目的開拓者が書類収納に使ったもの

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