唐箕

分類郷土資料館資料
郷土資料館手稲記念館
郷土資料館分類開拓の歴史
分類番号122-29
受入番号63
資料解説開拓当時から使われていた穀類の選別農具である。
この唐蓑は、明治20年(1887年)製作されたもので、把手(ハンドル)の部分が歯車形式に改造されている。太鼓型の胴についている把手(ハンドル)を回転させ、胴の中の4枚の羽根を回して風を起こす。
上部の漏斗から穀物を落とすと、風によって重い充実した穀粒は手前の第1口に落ち、軽い穀粒は第2口へ分離される。また、わら屑やチリは前の口より吹き飛ばされて出てくる。玄米中の屑米の除去にも使用された。
写真説明縦173.0cm、横46.0cm、
高さ114.0cm
使用目的穀類やごみ、わら屑の選別

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