東京名所内 吾妻橋真景

ふりがなとうきょうめいしょうち あずまばししんけい
資料番号SMR1997-151
大分類美術
製作者楊斎延一
員数1
寸法(cm)36×71.2㎝
備考吾妻橋は安永3(1774)年、隅田川に架けられたが橋としては江戸時代最後のもの。当初は大川橋(おおかわばし)と呼ばれていた。明治9(1876)年に西洋風の木橋になり、さらに明治20(1987)年に鉄橋に架け替えられた。歩道の欄干にはガス灯が設置されたモダンな橋となった。向島側から浅草寺方向を眺めた構図で、人力車、洋装の男女、山高帽に西洋傘を持つ男性など様々な人が行き交っている。川には、屋根舟、俵を満載した荷船、ボートの練習風景などが描かれている。
所蔵館埼玉県立川の博物館

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