名所江戸百景 木母寺内川御前栽畑

ふりがなめいしょえどひゃっけい もくぼじうちかわごぜんさいはた
資料番号SMR1997-138
大分類美術
製作者歌川広重
員数1
寸法(cm)36.3×24.5㎝
備考「名所江戸百景」は、歌川広重(1797~1858)が、安政3年(1856)から同5年(1858)にかけて制作した名所絵のシリーズで119枚からなる。構図の斬新さや多色摺りの効果を活かした作品は人気を博した。
木母寺(もくぼじ)は、向島水神社から隅田川を少し遡った内川の南岸にある。中央に架かる橋は、木母寺の西から幕府の御前栽(ごぜんさい=野菜)畑のある出洲(でず)に通じる橋。この出洲は古松の景色の良い場所であった。手前に描かれた料理屋は、木母寺の前にある「植半」で、しじみ料理等で有名な店だった。後摺。
所蔵館埼玉県立川の博物館

PageTop