木曽街道蕨之駅 戸田川渡

ふりがなきそかいどうわらびのえき とだがわわたし
資料番号SMR1996-009
大分類美術
製作者渓斎英泉
員数1
寸法(cm)24.5×36.7㎝
備考木曽街道(中山道)の69の宿場と、起点の日本橋を描いた70枚からなる風景画のシリーズ。渓斎英泉が34図、歌川広重が46図を描いている。このうち、埼玉県内の蕨、浦和、大宮、上尾、桶川、鴻巣、熊谷、深谷、本庄の各宿は英泉が描いた。本資料は英泉の名や版元の名が削除された後世の後摺。
船頭が長い竿を操る渡し舟に、多くの旅人が乗っている。中ほどの馬は鞍を着けている。頭上にはサギが飛んでいる。対岸には舟を待つ人々がいる。江戸時代後期の荒川の堤防や渡し場の様子をうかがうことができる。
所蔵館埼玉県立川の博物館

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