東京名所 永代橋真景

ふりがなとうきょうめいしょ えいたいばししんえい
資料番号SMR2002-017
大分類美術
製作者楊斎延一
員数1
寸法(cm)37×72㎝
備考明治8年(1875)架橋の永代橋を、右岸から描いたものである。対岸上流には工場や火の見櫓、同じく下流には佃島や州崎遊郭の他、遠方には房総半島の山が描かれている。上流の袂には日本銀行、下流には高札が見える。橋上は車道と歩道に区別されているが、両者は明確に守られていない。洋装・和装の男女や人力車・馬車・大八車・馬などが往来している。川面には、蒸気船・帆船・手漕ぎ船などが航行し、舟運が盛んな様子を伺わせる。
永代橋は、明治30年(1897)に下路式の鉄製トラス橋が架橋された。
所蔵館埼玉県立川の博物館

PageTop