名所江戸百景 中川口

ふりがなめいしょえどひゃっけい なかかわぐち
資料番号SMR2000-011
大分類美術
製作者歌川広重
員数1
寸法(cm)22×15.5㎝
備考「名所江戸百景」は、歌川広重(1797~1858)が、安政3年(1856)から同5年(1858)にかけて制作した名所絵のシリーズで119枚からなる。構図の斬新さや多色摺りの効果を活かした作品は人気を博した。
材木を運ぶ筏が進む中川と、手前の小名木川、奥の新川が交差する風景を描いたもの。筏の向こうには、釣り舟が2艘浮かんでいる。手前の小名木川では、客を乗せた川舟がすれ違ったところ。画面左下隅には、中川番所(=川を通行する船の関所)の屋根が描かれており、一抹の緊張感を加えている。
所蔵館埼玉県立川の博物館

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