尺玉 昇小花付三重芯変化菊

ふりがなしゃくだま のぼりこばなつきみえしんへんかぎく
資料番号SPM2023-0016-0001
大分類民俗
製作者根岸和弘(根岸火工有限会社)
員数1
寸法(cm)高さ42.7cm×横直径25.5cm
指定
備考花火作りが盛んな秩父地域において、根岸火工有限会社は昭和40年頃に設立した。本資料は、令和5年11月5日に開催された当館民俗工芸実演「花火作り」でハンズオン展示するために製作された、割物模型である。割物とは、玉皮の内側に星・割薬の層があり、打ち上げた時に火花が球形に散る花火のこと。三重芯とは、星と割薬の層(芯)が三層になっている芯物である。この資料は、打ち上げた時に連続して花火が開くように、昇小花が5つついているほか、実演の来場者が触れるように、実際の重さ(10kg)に調節してある。なお、尺玉とは1尺の筒で打ち上げる花火を指す。
 実物ではないものの、火薬以外は実物と同じ素材を使用し、実際の工程で製作されている。
所蔵館埼玉県立歴史と民俗の博物館

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