四季之内春 御庭の遊覧

ふりがなしきのうちはる おにわのゆうらん
資料番号SPM2022-0033
大分類美術
製作者三代歌川豊国
員数3枚続き
寸法(cm)36.5×25.0
指定
備考本作は、浮世絵では「源氏絵」に分類される。本作は、ジグザグと渡された橋の上から、群生する燕子花を鑑賞する光氏一行が描かれる。源氏絵ではあるが、伊勢物語の八ッ橋のエピソードを連想させるモチーフを画面に取り込んでいる。女性たちの着物には草花にちなんだ意匠が表わされている。
 国貞は、歌川豊国(初代)の門人。本作の版元は、遠州屋彦兵衛(遠彦)である。「衣笠」と「吉村」(名主両人双印)の改印が捺される。
所蔵館埼玉県立歴史と民俗の博物館

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