紙本墨画 加藤千蔭筆 釣人図

資料番号SPM2021-0028-0015
大分類美術
製作者加藤千蔭
員数1
寸法(cm)28.5×50.0(本紙)
指定
備考画面右半分には絵、左半分に句を記したもの。釣りをする人を描いたものと思われる。
作者は加藤千蔭と推測される。加藤千蔭(1735~1808)は江戸時代中後期の歌人、国学者。姓は橘で、字は常世麿。通称は又左衛門。号は芳宜園、朮園、耳梨山人などがある。賀茂真淵に入門。平明かつ優雅な歌風で、村田春海とともに江戸派を代表する歌人である。書は千蔭流と称され、絵や狂歌にも優れた。
句:「お宝の我波くたす/たかせにつむ/のはあらしの夜/□ゆあはくきぬなりけり/ちかけ」
所蔵館埼玉県立歴史と民俗の博物館

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