鯉幟(真鯉)
ふりがな | こいのぼり(まごい) |
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資料番号 | SPM2021-0026-0001 |
大分類 | 民俗 |
採集地 出土地 | 埼玉県比企郡川島町 |
員数 | 1 |
寸法(cm) | 585×120(口径40) |
指定 | 無 |
備考 | 薄黄色の地に黒色で顔・鱗・尾びれ等を描き、青・赤・緑・銀色の顔料で華やかに装飾する。背びれは1枚、胸びれ・腹びれは各2枚。口輪は購入者が付けることが普通であるようだが、材質の違いにより、SPM2021-0026-0004と対になっているものと思われる。 SPM2021-0026-0001~0005は全て同一の職人が製作したものと考えられる。鱗の数が省略されていること、目の周囲の円環が閉じていないこと、尾びれに大きな3つの線があること、多色を使い装飾されていることなど、明治期~戦後期の関東地方で製作された鯉幟の特徴が顕著である。 現段階では生産地を絞り込むことは難しいものの、本県における節句行事の変遷や本県の地場産業である鯉幟の変遷との関わりを考えるうえで有用な資料である。 |
所蔵館 | 埼玉県立歴史と民俗の博物館 |
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