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伝慈円筆 源氏物語切

ふりがなでんじえんひつしんこきんしゅうぎれげんじものがたりぎれ
資料番号SPM2019-0143
大分類美術
員数1
寸法(cm)本紙16.3×14.7㎝ 掛軸129.1×35.5㎝(軸端39.3cm)
備考田端初枝コレクション。『源氏物語』「薄雲」の一節を書写した断簡。書写年代は鎌倉時代であり、本文には諸所に合点、朱点がみえる。本断簡は、久曾神昇編『源氏物語断簡集成』並びに春日井市道風記念館図録『国文学と古筆』所収の断簡に相違なく、久曾神氏旧蔵の一葉である。後者の図録から、もとは「物語手鑑」を構成する一葉であったことがわかる。氏の没後に手鑑も解体されたのか、ツレもすくなく貴重な一葉といえる。
 古筆了佐の極札あり。こちらでは「慈鎮和尚」とある。
所蔵館埼玉県立歴史と民俗の博物館

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