開化幼早学問「橋々の眼鏡のさながら商家の見勢土蔵家業烈し賑ひの基」

大分類図書資料
分類A美術
分類C美術
作者名国政
自制作年号明治
自制作日1876/00/00
自制作年和暦9
至制作年和暦9
資料解説【絵図内文章】_x000D_
「橋々能眼鏡八/さ奈可゛ら商家/の見勢土蔵_x000D_
旧の橋八家事尓逢ひ_x000D_
焼失奈せ八゛出来る間_x000D_
諸人の難義以王ん方奈し_x000D_
去るを今の眼可゛年橋盤_x000D_
商人の見勢蔵の如く火事_x000D_
ありても鎮火連八゛春ぐ尓_x000D_
業の世渡り可゛出来をいふ_x000D_
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はしばしのめがねは/さながらしょうか/のみせぐら_x000D_
もとのはしはくわじにあひ_x000D_
しょうしつなせばできるあひだ_x000D_
しょにんのなんぎいわんかたなし_x000D_
さるをいまのめがねばしは_x000D_
あきうどのみせぐらのごとくくわじ_x000D_
ありてもしづまればすぐに_x000D_
ぎゃうのよわたりができるをいふ」_x000D_
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・難義(難儀の誤字)-苦しむこと。なやむこと。困難。_x000D_
・見勢蔵=店蔵=土蔵造りの店_x000D_
・諸人-もろもろの人。多くのひと。_x000D_
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「家業/烈し起八/賑ひ乃基_x000D_
商人八家業を者げ三_x000D_
せい出春事可ん要奈り_x000D_
不実の商ひせぬ_x000D_
やう尓安く仕入弖_x000D_
安くうる可゛商人の_x000D_
秘事奈ることを以ふ_x000D_
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かぎゃう/はげしきは/にぎはひのもとひ_x000D_
あきんどはかぎゃうをはげみ_x000D_
せいだすことかんえうなり_x000D_
ふじつのあきなひせぬ_x000D_
やうにやすくしいれて_x000D_
やすくうるがあきんどの_x000D_
ひじなることをいふ」_x000D_
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・商人-(アキビトの音弁)あきんど。_x000D_
・可ん要=肝要(非常に大切であること)_x000D_
・不実-誠実でないこと。_x000D_
・秘事=秘密のこと。容易い知り得ないこと。

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