昭和44年(1969)5月7日 多摩市内の風景(アパッチ砦)

資料ID465
年月日1969/05/07
撮影地多摩市,聖ヶ丘,アパッチ砦
撮影者南多摩新都市開発本部
解説鉄塔下が削られて独特の姿となった鉄塔、通称「アパッチ砦」と聖ヶ丘の鉄塔(現・聖ヶ丘中学校西の遊歩道付近)が写っています。その右には旧KDD西京強中継所の鉄塔が、左、稜線上には、旧聖蹟記念館も見えます。
 アパッチ砦の手前側に見えている鉄塔は現在の「JR58号」にあたり、写真右上に写る電線と繋がっているのは現在の「JR59号」という鉄塔にあたります。アパッチ砦の手前に見える鉄塔は現在の「JR57号」という鉄塔にあたります。
 右下に見える蛇行した旧乞田川の見え方などから、撮影は現在の多摩市役所下、旧鎌倉街道付近で行われたと推定出来ます。
 なお「アパッチ砦」は多摩ニュータウン開発時の造成のため、上の鉄塔が写真の左側に移設された後に、取り崩されました。その際、東京電力と国鉄が3基の鉄塔を共同化することで住宅地を迂回させました。この時、写真に写るそれぞれの鉄塔は移設されました。

 ギャラリーへの掲載当初、撮影場所未詳でしたが、定点撮影プロジェクト参加者の長島氏からのご教授により、おおよその位置が判明しました。詳細は依然検討中です。
 コメントなどで情報をお寄せいただければ幸いです。

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