フランティシェク・クプカ

作家名(ヨミ)クプカ フランティシェク
作家名(英語)KUPKA, Frantisek
生年月日(西暦)1871-
没年月日(西暦)1957

略歴・解説

チェコスロヴァキア、オボツノに生まれる。1887〜91年までプラハで、1991〜94年までウィーンで美術史を学び、1995年パリに移って生涯を同地で過ごした。1900年代初頭に素描家、挿絵画家として名を成した後、アール・ヌーヴォーにフォヴィスム的傾向を加味した具象絵画により注目を集めた。その後は次第に具象から距離を置き、《アモルファ(不定形)または二色のフーガ》により抽象画の創始者の一人となる。この時期には抽象派の理論的擁護にも力を注ぎ、「セクシオン・ドール」のグループに参加したり『ニューヨーク・タイムズ』に寄稿したりするなどした。抽象形態や色彩に内在する精神的な象徴性を展開し、資格芸術を音楽との類似性に基づいて作品かした点でカンディンスキーと並ぶ先駆的芸術家であったと言える。

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