モイーズ・キスリング

作家名(ヨミ)キスリング モイーズ
作家名(英語)KISLING, Moïse
生年月日(西暦)1891-
没年月日(西暦)1953

略歴・解説

ポーランド南部の都市クラクフに生まれる。同市の美術学校で学んだ後、1910年パリに出てピカソらと交友。初期には印象派やセザンヌに影響を受けたが、のちキュビスムにも感化され、透明感あふれる色彩と哀愁の漂う独自の画風を確立した。裸婦像や静物画を得意とし、エコール・ド・パリ(パリ派)の中でも最も早く成功した画家の一人となった。1913年に移り住んだモンパルナスではモディリアーニや藤田嗣治とも親交を結ぶ。1915年には第1次世界大戦に従軍、義勇兵として前線に出征し、その功労によりフランス国籍を認められた。1933年レジオン・ドヌール勲章を受章。第2次世界大戦時には一時パリを離れアメリカに滞在したが、1946年に帰国後は南仏のサナリーに居を構え制作を続けた。

この作家の資料一覧[全1件]

件ずつ表示

PageTop