ジャン=ジャック・エンネル

作家名(ヨミ)エンネル ジャン=ジャック
作家名(英語)HENNER, Jean-Jacques
生年月日(西暦)1829-
没年月日(西暦)1905

略歴・解説

フランス・アルザス地方南部の町ベルンヴィラーの農家に生まれる。アルトキルシュやストラスブールで絵画の基礎を学び、1846年パリに赴き、エコール・デ・ボザールでドローリングに、1851年からはピコに師事する。1858年にローマ賞大賞を受賞し、1864年までローマに留学する。ティツィアーノやカラヴァッジョ、コレッジョに魅せられ、明暗の効果を強調して、暗い背景に柔らかく人物を表すエンネル独自の表現を形作った。帰国後はサロンに出品して大きな成功をおさめる。1870年以降はマグダラのマリアやキリストなどを取り上げ、死と関連するテーマの作品が多くなる。肖像画家として好評を博した。1873年レジオン・ドヌール勲章、1889年アカデミー会員。パリ17区にエンネル美術館がある。

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