モーリス・ユトリロ

作家名(ヨミ)ユトリロ モーリス
作家名(英語)UTRILLO, Maurice
生年月日(西暦)1883-
没年月日(西暦)1955

略歴・解説

パリのモンマルトルに画家シュザンヌ・ヴァラドンの息子として生まれる。早くからアルコールに親しみ、健康に支障をきたして入院。退院後、酒を遠ざけるため絵を描くことをすすめられる。当初は印象派風の作品であったが、1908年にモンマルトルの街並みや建物を白やクリーム色で塗り込める「白の時代」に入った。翌年、マティスやルオーらが創設した展覧会サロン・ドートンヌに初出品。批評家から高く評価され、1910年には最初の画商と契約を結ぶ。1912年頃から再び療養所の入退院を繰り返すようになるが、1919年の個展で大成功を収め一躍人気作家となる。作風は黒い輪郭線を用いる描き方を経て、1925年頃から明るく鮮やかな配色の「色彩の時代」に入った。1928年レジオン・ドヌール勲章を受章。

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