高柳裕

作家名(ヨミ)タカヤナギ ユタカ
作家名(英語)TAKAYANAGI, Yutaka
生年月日(西暦)b. 1941

略歴・解説

東京都文京区に生まれる。1960(昭和35)年東京芸術大学に入学して山口薫に師事、版画集中講義で駒井哲郎に銅版画を学ぶ。1966(昭和41)年、同校大学院修了。大学では油彩画を専攻し、1964(昭和39)年第8回シェル美術賞展で佳作賞受賞。後に深沢幸雄の著した技法書を頼りに銅版画の制作を進め、一版同時多色刷の技法をヒントに、やがて英字新聞の廃版をコラージュとして利用した金属凸版の作品で独自の表現を生み出した。1976(昭和51)年第7回版画グランプリで大賞を受賞、1978(昭和53)年文化庁派遣芸術家在外研修員として、アメリカ、フランス、イギリスに滞在した。写真やエンボス(空摺)を用いた金属凸版をへて、1985(昭和60)年からはシルクスクリーンへと技法を変化させた。1998(平成10)年青梅市立美術館で「現代版画の旗手 高柳裕展」を開催。

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