アントワーヌ・ペヴスナー

作家名(ヨミ)ペヴスナー アントワーヌ
作家名(英語)PEVSNER, Antoine
生年月日(西暦)1886-
没年月日(西暦)1962

略歴・解説

ロシアのオリョール生まれ。キエフおよび、サンクトペテルブルグで絵を学び、1911〜15年パリでキュビスムの影響を受けたが、弟ガボの影響を受けて彫刻へ移る。1917年弟とともにモスクワへ移り、美術アカデミーの教授を務める。このときカンディンスキーやマレーヴィチも教職にあった。構成主義の動向に共鳴し、金属やプラスティックによる構成的な作品を制作。1920年弟と連名で「リアリズム宣言」を発表。1923年にパリへ移住、1930年フランス国籍を取得。「アプストラクシオン・クレアシオン」等に参加、ガボと並び西ヨーロッパにおける構成主義の代表的彫刻家と目された。彫刻の空間概念を拡大、特に透明性、開放性を大胆に示した。

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