ピエト・モンドリアン

作家名(ヨミ)モンドリアン ピエト
作家名(英語)MONDRIAN, Piet
生年月日(西暦)1872-
没年月日(西暦)1944

略歴・解説

オランダに生まれる。1892年からアムステルダムの美術アカデミーで学ぶ。はじめは自然主義的手法で風景や静物などを描いたが、1908年マティスの作品に接してから純粋色に開眼し、1910年パリにでてキュビスムに転じた。《樹》の連作などを通じて対象を抽象化する試みをはじめる。1914年オランダに帰国し、1917年ドゥースブルフらオランダの抽象画家たちと「デ・ステイル」グループを結成、本格的に純粋抽象運動を開始する。1919年パリに戻り、翌年新造形主義を唱導した。1938年ロンドンに移住、1940年にはニューヨークに渡り、晩年の充実した制作活動を展開した。一切の具象性を放棄し、垂直線と水平線に構造原理を置き、原色の矩形の配置によって画面に至高の秩序と均衡を求めた。その思想は20世紀の造形理論に深い影響を与えた。

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