ラースロ・モホリ=ナギ

作家名(ヨミ)モホリ=ナギ ラースロ
作家名(英語)MOHOLY-NAGY, Lazlo
生年月日(西暦)1923-
没年月日(西暦)1986

略歴・解説

ハンガリーに生まれる。ブダペスト大学で法律を学ぶが、美術に転向しシュルレアリスムとシュプレマティズム(絶対主義)の影響を受ける。抽象絵画やアッサンブラージュ(寄せ集め)による構成主義的な彫刻で知られるようになる。1920年ベルリンに移り、1923年からはグロピウスの招きによりバウハウスで教鞭をとった。1928年バウハウスを去った後、舞台美術、写真、映画、出版、デザインの分野で活躍。1937年イギリスを経てアメリカのシカゴに渡った。同地でニュー・バウハウスを創設し、新しい素材の導入やフォト・モンタージュなどの技法の実験を行った。美術は全体的な環境の一部でなければならないというモホリ=ナギの思想は、死の直前に刊行された『The New Vision and Abstract of an Artist』で表明されている。

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