アンドレ・ミノー

作家名(ヨミ)ミノー アンドレ
作家名(英語)MINAUX, André
生年月日(西暦)1923-
没年月日(西暦)1986

略歴・解説

パリに生まれる。1941年から45年までパリ装飾美術学校に学ぶ。1944年にサロン・ドートンヌに初出品。写実的な画風から出発したが、やがてキュビスム(立体派)の様式を取り入れた前衛的な具象画へと移行し、1948年頃からサロン・デ・ザンデパンダン(無鑑査自由出品の展覧会)などに出品。1949年に批評家賞を受賞して、ベルナール・ビュッフェと並ぶ戦後フランスの新世代を代表する作家として注目された。当時は第2次世界大戦後の時代精神を反映した暗い色調と重厚なマティエールが特徴的であったが、やがて明るい色調へと移行した。若くして成功を収めてからはパリ近郊のフォンテーヌブロー周辺で制作を続け、農家や農具を配した庭、人物、静物などを色面構成的に描いた。

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