闘鶏 点

作家/Artist下村良之介 SHIMOMURA, Ryonosuke
分類日本画
制作年1978
技法・材質紙本着色・二曲一隻屏風
サイズ(cm)168.3×185.2
 下村良之介は京都市立絵画専門学校で日本画を学んだが、戦後は前衛的な日本画家集団パンリアルで様々な実験的な日本画を発表し続けた。キュビスム風の作品や抽象的な作品、あるいは紙粘土を用いて画面に大きく凹凸をつけるなど、「日本画」の形式にはこだわりながらも次々に新しい表現を開拓していった。下村良之介の一連の作品は1998年度に一括で寄贈を受けた。当館の日本画コレクションの中では年代も下り異質なものとも思われたが、1970年代に描かれた闘鶏のシリーズは伊藤若冲へのオマージュが込められており、従来の日本画への回帰が特にはっきりとみられるものである。(当館学芸員 枝松亜子)
TitleFighting Cock - Point
CategoryJapanese-style Painting
Year1978
Method and Materialcolor on paper, two-fold screen
Dimension168.3 x 185.2 cm
台帳番号/Registration No.1086
受入年度/Acquisition Date1998年度

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