| 作家/Artist | 小倉遊亀 OGURA, Yuki |
|---|---|
| 分類 | 日本画 |
| 制作年 | 制作年不詳 |
| 技法・材質 | 紙本着色・額装 |
| サイズ(cm) | 37.9×49.0 |
| この作品は、当初から制作年不詳ということになっているが、作風とコレクションされた時期から考えて、1950年代後半から60年代にかけてのものだろう。克明に描かれる赤絵の柄の繊細な美しさと、ぽってりとした柿のいかにも柿らしい色かたちの対比が面白い。（当館学芸員 枝松亜子） | |
| Title | Red-painted Bowl |
| Category | Japanese-style Painting |
| Year | date unknown |
| Method and Material | color on paper, framed |
| Dimension | 37.9 x 49.0 cm |
| 台帳番号/Registration No. | 0040 |
| 受入年度/Acquisition Date | 1971年度 |
| 作家名（ヨミ） | オグラ ユキ |
|---|---|
| 作家名（英語） | OGURA, Yuki |
| 生年月日（西暦） | 1895- |
| 没年月日（西暦） | 2000 |
| 略歴・解説 | 滋賀県大津市に生まれる。1917（大正6）年奈良女子高等師範学校を卒業後、京都、名古屋で国語の教師となり、ついで横浜のミッション・スクール捜真女学校などで教鞭をとりながら絵を独学した。1920（大正9）年安田靫彦に入門し、1926（大正15）年第13回院展に《胡瓜》が初入選。1932（昭和7）年女性として初めて日本美術院同人に推挙された。戦後は、1954（昭和29）年第4回上村松園賞、1955（昭和30）年芸能選奨文部大臣賞、1957（昭和32）年第8回毎日美術賞、1962（昭和37）年日本芸術院賞を受賞。1976（昭和51）年に日本芸術院会員となり、1980（昭和55）年文化勲章を受章した。靫彦ゆずりの古典的な技法に加え、思いきったデフォルメと鮮麗な色彩表現によって現代的な人物画、日常生活の器物などを描き、知性と品格の高い独自の画風を築いた。 |
