画家自像

椿貞雄

作家名（ヨミ）	ツバキ　サダオ
作家名（英語）	TSUBAKI, Sadao
生年月日（西暦）	1896-
没年月日（西暦）	1957
略歴・解説	山形県米沢市に生まれる。兄の感化で画家を志し、1914（大正3）年上京、正則中学校に転入。翌年から岸田劉生に師事、同年第15回巽画会展で2等賞を受け、画業に専念するため中学を中退した。1916（大正5）年草土社の結成に参加、以後1922（大正11）年の最終回まで同展に発表を続けた。この間劉生と歩を共にし、北欧ルネサンス風の細密描写から東洋画の美感をとりいれた画風へと変化した。1922（大正11）年春陽会の創立とともに客員として入会、翌年から同展に出品し、また毎日新聞社主催日本美術展覧会で銀牌を受けた。1927（昭和2）年大調和展参加のため春陽会を退会、1929（昭和4）年同展解散後は国画会会員となった。1932（昭和7）年渡欧。1940（昭和15）年朝鮮、満州を旅行。1952（昭和27）年より墨彩画の個展も定期的に開催した。