| 作家/Artist | 竹内栖鳳 TAKEUCHI, Seiho |
|---|---|
| 分類 | 日本画 |
| 制作年 | 制作年不詳 |
| 技法・材質 | 紙本墨画・軸装 |
| サイズ(cm) | 39.2×47.7 |
| タイトルにある江南は、中国の江南地方のことである。竹内栖鳳は1920年と1921年に中国旅行に出かけており、この作品はそれ以降数年の間に描かれたものであろう。雨に烟（けむ）る寺院の塔と揺れる木々を、得意の水墨で一気に描き上げている。（当館学芸員 枝松亜子） | |
| Title | Raining in Jiangnan |
| Category | Japanese-style Painting |
| Year | date unknown |
| Method and Material | sumi ink on paper, hanging scroll |
| Dimension | 39.2 x 47.7 cm |
| 台帳番号/Registration No. | 0157 |
| 受入年度/Acquisition Date | 1971年度 |
| 作家名（ヨミ） | タケウチ セイホウ |
|---|---|
| 作家名（英語） | TAKEUCHI, Seiho |
| 生年月日（西暦） | 1864- |
| 没年月日（西暦） | 1942 |
| 略歴・解説 | 京都に生まれる。本名恒吉。1877（明治10）年四条派の画家土田英林に師事、1881（明治14）年幸野楳嶺門に転じ棲鳳の画号をうけた。古画の模写研究を積み、近代的日本画の創造を目指した。諸派を折衷したその画風は最初「鵺（ぬえ）派」と悪評されたが、内国絵画共進会や内国勧業博覧会などで受賞を重ね、京都画壇の若きリーダーとして頭角を現した。1900（明治33）年に渡欧。ターナー、コローに感動し、西洋画法を積極的に吸収、帰国後はその画号を栖鳳と変えた。1907（明治40）年文展開設とともに審査員、1909（明治42年）京都市立絵画専門学校設立とともに教授となり、京都画壇の実力者として大きな影響力をもった。1913（大正2）年帝室技芸員、1937（昭和12）年には第1回の文化勲章を受章。画塾竹杖会からは多くの逸材を輩出した。 |
