| 作者 | 小出楢重 KOIDE, Narashige 1887 1931／宇崎純一 UZAKI, Sumikazu 1889 1954／住田良三 SUMIDA, Ryozo 1892 1921／鶴丸梅太郎 TSURUMARU, Umetaro 1882 1941／藤堂杢三郎 TODO, Mokusaburo 1900 不明 |
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| 作家名（読み） | こいで ならしげほか |
| 制作年 | 1920–32年（大正9–昭和7）頃 |
| 技法・材質 | 墨・水彩，紙 |
| 員数・形状 | 画帖 |
| 寸法 | 33.0×24.0cm／33.0×48.0cm |
| 作品番号 | 003427 |
| ジャンル分類1 | 美術 |
| ジャンル分類2 | 日本画 |
| 作家名（ヨミ） | うざき すみかず |
|---|---|
| 作家名（英語） | UZAKI, Sumikazu |
| 生年 | 1889 |
| 生年（和暦） | 明治22 |
| 没年 | 1954 |
| 没年（和暦） | 昭和29 |
| 略歴・解説 | 大阪市に生まれる。1911年（明治44）『スミカズ画集 妹の巻』を刊行。以後同年『絵画の手本』、1912年（明治45）『月刊スミカズカード』、1914年（大正3）『スミカズ画の手本』、1922年（大正11）『砂時計 詩と歌』など、多くの画集や絵手本を刊行。「大阪の竹久夢二」と言われ、新聞、雑誌の挿絵や表紙絵を多数手がけ、ユーモラスな世相風刺も得意とした。 |
| 作家名（ヨミ） | こいで ならしげ |
|---|---|
| 作家名（英語） | KOIDE, Narashige |
| 生年 | 1887 |
| 生年（和暦） | 明治20 |
| 没年 | 1931 |
| 没年（和暦） | 昭和6 |
| 略歴・解説 | 大阪市南区（現・中央区）長堀橋筋に生まれる。生家は「天水香」で知られた薬舗積善堂。市岡中学校（現・大阪府立市岡高等学校）卒業後、東京美術学校（現・東京藝術大学）日本画科に入学するが、2年後本来志望の西洋画科に転科し、1914年（大正3）同校を卒業。1915年（大正4）再興第2回日本美術院展に《山の初夏》が初入選するが、文展には落選をつづけ、画家志望を断念しかけたこともある。1919年（大正8）小説家廣津和郎のすすめで《Nの家族》を第6回二科展に送り、樗牛賞を受賞。翌年の《少女お梅の像》は二科賞を受け二科会友に推挙された。1921年（大正10）から翌年にかけて欧州遊学。1923年（大正12）には二科会員となり、また大阪市美術協会会員となった。1924年（大正13）には鍋井克之、国枝金三、黒田重太郎らと信濃橋洋画研究所を興して指導にあたるほか、美術誌『マロニエ』の編集にも携わり、達意の随筆を発表した。1926年（大正15）芦屋に転居。アトリエを新築して油彩の裸婦やガラス絵に新境地を拓き、自装の随筆集も相次いで上梓したが、持病の心臓病の発作で急逝した。 |
| 作家名（ヨミ） | すみだ りょうぞう |
|---|---|
| 作家名（英語） | SUMIDA, Ryozo |
| 生年 | 1892 |
| 生年（和暦） | 明治25 |
| 没年 | 1921 |
| 没年（和暦） | 大正10 |
| 略歴・解説 | 大阪府生まれ。松原三五郎に学ぶ。1915年（大正4）、第9回文展に《林檎を持てる女》が、翌第10回展に《青い窓》が入選する。洋画家であると同時に俳優としての顔も持ち、松井須磨子・伊庭孝らと共に劇団に身を投じて舞台でも活躍した。1920年（大正9）、絵画研究のためフランスに渡るが、翌年5月、パリで30歳の若さで病没。 |
| 作家名（ヨミ） | つるまる うめたろう |
|---|---|
| 作家名（英語） | TSURUMARU, Umetaro |
| 生年 | 1882 |
| 生年（和暦） | 明治15 |
| 没年 | 1941 |
| 没年（和暦） | 昭和16 |
| 略歴・解説 | 代々、大阪城に炭やロウソクを納めていた5代目・鶴丸傳助の長男。赤松麟作に師事する。1924年（大正13）の第1回大阪市美術協会展および、翌年の第2回展に出品。1928年（昭和3）の第6回より第9回まで春陽会展に出品。ステンドグラス工芸家としても活躍し、1923年（大正12）、小川三知の弟子の若生武、羽渕寛を工手に迎え、ベニス工房を興す。大阪府庁本館正庁の間のステンドグラス製作にも関わった。 |
| 作家名（ヨミ） | とうどう もくさぶろう |
|---|---|
| 作家名（英語） | TODO, Mokusaburo |
| 生年 | 1900 |
| 生年（和暦） | 明治23 |
| 没年 | 不明 |
| 没年（和暦） | 不明 |
| 略歴・解説 | 愛媛県生まれ。太平洋画会研究所に学び、第8回～第10回太平洋画会展に出品。1924年（大正13）から1928年（昭和3）まで渡欧。第6回春陽会展に滞欧作を出品、以後連続して同会へ出品。1933年（昭和8）会友に推挙。関西洋画の発展を期して1932年（昭和7）に設立された新興美術協会で、足立源一郎とともに草創期から会員となる。1940年（昭和15）、紀元二千六百年奉祝展に《琉球布と海苧花》を出品。戦後の活動については不明。 |
