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シャーブフル1世の銀貨

ふりがなしゃーぶふる1せいのぎんか
管理番号コ007-1486
地域西アジア
時代サーサーン朝時代
年代3世紀
素材
大きさ径 2.58 cm
解説表:右向きの王の胸像。城壁冠。
裏:中央に拝火壇。その両脇に二人の人物(王自身?)
 シャーブフル1世は、ローマとの開戦を繰り返した。特に260年、エデッサの戦いではローマ軍を破り、皇帝ウァレリアヌス帝を捕虜とした。このときの勝利の記念として、ナクシュ・エ・ルスタムの岩壁に、ウァレリアヌスが馬上のシャーブフル1世に降伏しているレリーフを彫った。
 サーサーン朝の貨幣はドラクマ銀貨(4g)が中心であるが、これまでの銀貨に比べ、薄く、大きいのが特徴的である(径3cm前後)。表と裏の図柄は、ほぼ90度、角度をずらして打刻されている。これは図柄が重なって穴があかないようにするためだと考えられている。
分類コイン
キーワード銀色 ぎんいろ
こまかい, はなやか
西アジア, イラク, イラン
ローマ・ビザンティン時代, サーサーン朝
金属, 銀
コイン
人物, 男性, ペルシアの王・支配者
器物, 拝火檀
文字, パフラヴィー文字
資料ID482

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