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浮出円形切子碗

ふりがなうきだしえんけいきりこわん
管理番号ガ008-0130
地域メソポタミア
時代サーサーン朝時代後期
年代5-7世紀
素材ガラス
大きさ径 9.3 cm
解説厚く吹いた半球形のガラス容器を大きく削り、14単位の円形突起を浮き出させている。海の正倉院とも呼ばれる、福岡県沖ノ島の岩陰祭祀遺跡から、同種の破片が出土している。沖ノ島例は淡緑色を呈していまるが、本作はやや赤みのある色調である。これは、鉄イオンの作用による発色を押さえるために、意図的に添加された酸化マンガンの作用によるものである。
分類ガラス容器
キーワード黄 き, 茶 ちゃ, 透明 とうめい
やわらかい, はなやか
西アジア, イラク, メソポタミア, イラン
ローマ・ビザンティン時代, サーサーン朝
ガラス
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
文様, 円・楕円
資料ID394

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