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七耳付瓶

ふりがなしちじつきびん
管理番号ガ066-0322
地域シリア
時代ローマ時代
年代300-350年頃
素材ガラス
大きさ高10.5cm
解説古代ガラスに限らず、透明ガラスの多くは淡く色づいて見えます。これはガラスの主成分であるシリカ(SiO2)に混在する不純物としての鉄(Fe)による発色です。ガラス中において、鉄は2価あるいは3価のイオンとして存在します。前者の場合、ガラスは青緑色、後者の場合は黄褐色に発色します。溶解させる窯のなかの酸素が少ないと(還元雰囲気)3価鉄は2価鉄になりガラスは青緑色に、酸素が多いと(酸化雰囲気)2価鉄は3価鉄になりガラスは黄褐色に発色します。
分類ガラス容器
キーワード緑 みどり、透明 とうめい、灰 はい
はなやか、おもしろい
西アジア、シリア
ガラス
容器、壺、容器、把手・耳付容器、把手、容器、台・足付容器、台
文様、線

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