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双耳壺

ふりがなそうじこ
管理番号ガ440-2200
地域ロードス島か
時代アケメネス朝時代
年代前6-4世紀
素材ガラス
大きさ高 6.3 cm
解説コア技法を用いた丸底把手付壺。濃青色不透明ガラスを用いて容器とし、短い頸部先端は工具により摺鉢状につくりだされ、口唇部に白色不透明ガラスを巻きつける。胴部に白色不透明ガラスを10周巻き付けた後、工具で引っ掻くことにより波状文とする。こうした施文時の温度が比較的低かったのであろう、胴部断面は17稜の凹凸をなしている。口縁1/2候補。



保存状態もよく、胴部にある紺色下地と白色ガラスの縞模様も鮮明で、これに間隔をあけて浅い縦溝がつけられている。白色ガラスの帯は、この図の反対側の面の肩部にある大きな塊で始まり、次第に細くなって下方へと巻かれている。口縁部には白ガラスが一巡巻かれて装飾となっている。紺色ガラスで肩部に小さな把手が取り付けられている。
分類ガラス容器
キーワード青 あお, 紺 こん, 白 しろ
かわいい, じょうひん, あざやか
ヨーロッパ, エーゲ海域, 西アジア, 東地中海, キプロス
鉄器時代, アケメネス朝時代
ガラス
容器, 壺, 把手・耳付容器, 耳
文様, 波線・ジグザグ, 縞
資料ID354

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