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出城図

ふりがなしゅつじょうず
管理番号彫107-2846
地域パキスタン、スワート地方
時代クシャーン朝時代
年代100-200年頃
素材片岩
大きさ40.6x43.5cm
解説愛馬カンタカに跨がり、今まさにカピラヴァストゥ城を出んとするシッダールタ王子を描いた浮き彫りである。王子の左に両手でショールを頭上に広げるのは夜の女神ニュクスである。数多く知られる出城図の中でもニュクスを描写する例は珍しく、本作はガンダーラ仏教彫刻の中でも初期の例に年代づけられる。1926(大正15)年に開催された、山中商会の売立目録に掲載されており、我が国に最も早く持ち込まれたガンダーラ仏教美術の一つとして、貴重な作品といえる
分類彫刻
キーワード灰 はい
じょうひん
南アジア、パキスタン、スワート地方
石・鉱物、片岩
彫刻・彫像
人物、聖人・英雄、仏陀

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