Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM
/3
出城図
ふりがな | しゅつじょうず |
---|---|
管理番号 | 彫107-2846 |
地域 | パキスタン、スワート地方 |
時代 | クシャーン朝時代 |
年代 | 100-200年頃 |
素材 | 片岩 |
大きさ | 40.6x43.5 cm |
解説 | 愛馬カンタカに跨がり、今まさにカピラヴァストゥ城を出んとするシッダールタ王子を描いた浮き彫りである。王子の左に両手でショールを頭上に広げるのは夜の女神ニュクスである。数多く知られる出城図の中でもニュクスを描写する例は珍しく、本作はガンダーラ仏教彫刻の中でも初期の例に年代づけられる。1926(大正15)年に開催された、山中商会の売立目録に掲載されており、我が国に最も早く持ち込まれたガンダーラ仏教美術の一つとして、貴重な作品といえる |
分類 | 彫刻 |
キーワード | 灰色 はいいろ じょうひん 南アジア, パキスタン, スワート地方 石・鉱物, 片岩 彫刻・彫像 人物, 聖人・英雄, 仏陀 |
資料ID | 3532 |