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アメンヘテプ3世銘入蓋付容器

ふりがなあめんへてぷ3せいめいいりふたつきようき
管理番号ガ438-2198
地域エジプト
時代新王国時代第18王朝
年代前14世紀前半
素材ガラス
大きさ高 5.4 cm
解説コア技法による蓋付の不透明紺色ガラス容器。容器部の口縁は工具による引き出し、底部はガラス紐の貼付けによる。器壁は比較的薄いものの、厚みが不均一なのは制作技法に起因する。蓋部もコア技法によるもの。断面逆台形の器形は当時のエジプト人が好んだ石製香料(軟膏)入れに準ずる。コア技法は口の閉じた容器(壺など)の制作に適した技法であるが、口の開いた器形(カップなど)を制作するには相当の技量を要したため、類例は多くない。容器部外面には徐冷後、ニードル状工具によりアメンへテプ3世の即位名「アメンへテプ・ヘカワセ卜」、「(ソ?)カルに愛されし者」と刻まれている。
分類ガラス容器
キーワード青 あお, 紺 こん
ちいさい, シンプル
北アフリカ, エジプト
青銅器時代, 後期青銅器時代, 新王国時代, 第18王朝
ガラス
容器, 蓋・蓋付容器
文字, ヒエログリフ
人物, 男性, エジプトの王・支配者
資料ID351

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