Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM

/8

アメンヘテプ3世銘入蓋付容器

ふりがなあめんへてぷ3せいめいいりふたつきようき
管理番号ガ438-2198
地域エジプト
時代新王国時代第18王朝
年代前1390-1352年頃
素材ガラス(植物灰)
大きさ高 5.4cm
解説コア技法による蓋付の不透明紺色ガラス容器。容器部の口縁は工具による引き出し、底部はガラス紐の貼付けによる。器壁は比較的薄いものの、厚みが不均一なのは制作技法に起因する。蓋部もコア技法によるもの。断面逆台形の器形は当時のエジプト人が好んだ石製香料(軟膏)入れに準ずる。コア技法は口の閉じた容器(壺など)の制作に適した技法であるが、口の開いた器形(カップなど)を制作するには相当の技量を要したため、類例は多くない。容器部外面には徐冷後、ニードル状工具によりアメンへテプ3世の即位名「アメンへテプ・ヘカワセ卜」、「(ソ?)カルに愛されし者」と刻まれている。
分類ガラス容器
キーワード紺 こん
おもしろい、ちいさい
北アフリカ、エジプト
ガラス、植物灰ガラス
容器、蓋・蓋付容器
文字、ヒエログリフ、人物、エジプト、アメンヘテプ3世

PageTop